連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年4月27日金曜日

梅ちゃん先生 第23回 あらすじと感想(4月27日放送)

第23回『ヒポクラテスの乙女たち』あらすじ

警察署に他の女性と一緒に連行された梅子とあかねは廊下に座っていた。
2人の目の前では他の女性達が警察官に悪態を着きながら連れて行かれる。
「ごめんなさい、私のせいで」あかねが梅子に謝った。
「ううん…どうして蒲田に来たの?」
梅子はあかねに質問するも、あかねは言葉を濁した。
「・・・まさか、あなた!!」
梅子は想像を膨らませ落ちている赤いヒールを見るが
そんなんじゃないわ!…でも…もういいの」
あかねが疲れた表情をしたときドアが開いて警察官が部屋から出て来た。
「あの!私は城南女子医専の学生です」
梅子は立ち上がり、警察官に自分が学生である事を説明する。
「身分証は?」
「あ・・・」
梅子はカバンを飲食店に置いたまま連れてこられた事を思い出した。
「2人とも調べるから一晩泊まってもらおう」警官が淡々と口にした。
「そんな…」
「私はいいけどあなたはお家の人が心配してるわね、お父さんと連絡着かないの?
落ち込む梅子にあかねが尋ねた。
「それは・・・」
>梅子は迷っていました。父を呼べば父に余計な心配をかけてしまう。
>でもあかねを助ける為には・・・
梅子がため息をついて再び椅子に腰を下ろしたとき弥生と建造が現れた。
「弥生さん…お父さん!」

― 梅子と一緒に家に向かう途中、建造が呆れるように言葉を吐いた。
「バカだな!全く!」
「ごめんなさい!勉強しなきゃって思ったのよ…でも皆が映画に行くっていうからつい…」
「何の話をしている?困った事があったらどうしてお父さんをすぐに呼ばないんだ」
>父が怒っておらず純粋に自分を心配してくれてることが梅子には意外でした
>そして嬉しくもありました

― ある日、信郎は父・幸吉と母・和子とネジを作っていた。
「あ~あ~・・・代わり映えしねえな!」信郎はネジを見つめながらため息をついた。
「しょうがねえだろ!仕事ってのはそんなものだ!」
すると息子を叱責する幸吉に郵便が届き、受け取った幸吉は大はしゃぎする。
「待ってたんだよ!コレだよ!これ!万歳!万歳ー!(笑)」
「お袋ー!親父がおかしくなったぞ!」
>幸吉が受け取ったのはのど自慢の出場権でした。

「借りたお金は催促されて〜♪」
幸吉が機嫌よく歌っている姿を芳子達は褒めていた。
「ねえねえ!上手じゃない!」
梅子も信郎に幸吉の歌声を褒めるが
「ふん!のんきな親父だ」信郎は感想を言った。

― ある日、信郎は市場で自分達が作ったライターが売られている店を見つけ、店の男にライターの入手先を尋ねていた。
一方その頃、梅子も市場におり、竹夫に幸吉がのど自慢に出る事を報告していた。
「家に集まってラジオを聞こうって言ってるんだけど竹夫兄さんも来ない?」
「何だそんな事にかこつけて俺をウチに帰らせようと言うのか?・・・帰ったってお父さんに追い出されるさ…どうせ」雑巾を絞りながら竹夫が梅子に言った。
「そんな事無い!こないだお父さんにちょっと心配をかけたことがあって…でもお父さん怒ったりしないで『何かあったらどうしてお父さんを呼ばないんだ』って言ってくれた。
きっと竹夫兄さんの事も怒ってない。心配してるわ!だから来て!必ず来てね!」

― 梅子と市場を歩く陽造は梅子に竹夫についての感想を話した。
「竹夫は頑固だからな・・・それに松ちゃんや梅ちゃんが代わる代わる来て『帰れ帰れ」と言われたらますます帰るもんかってなる。男ってのはそんなもんだ(笑)」
すると信郎が2人組の男ともみ合いになっている所に出くわす。
陽造は素早く仲裁に入り信郎を助ける。
男達は捨てセリフを信郎に吐くとどこかへ言ってしまう。
「大丈夫!?」
梅子が血だらけの信郎を介抱しようと近づく。
「ほっといてくれよ!」興奮していた信郎は怒鳴った。
「悪態をつけるなら大丈夫だ、あんまりむりすんなよ(笑)」陽造が笑った。

― 梅子は信郎を肩に担いで家まで帰る。
「どうしたんだ!お前!?」
血だらけになった信郎を見て、幸吉は血相を変えた。
梅子は幸吉に市場で怪我をさせられた経緯を説明した。
「まだ、そんなことを・・・!」
「だって悔しいじゃねーか!」
「そんなに金が欲しいのか!楽したいのか!?」
「そんなんじゃねえ!!…俺は諦めたくねーんだよ。親父はすぐ諦める…しかたねえ!しかたねえ!って…『諦める』だの『どうせ』だのそんなことばっかりじゃねーかよ!
『地道』と『諦める』は違うだろ!」
信郎は強い口調で言うと言い返せない幸吉を置いて家に入って行った。

― 夕方、仕事が終わった松子に真田が飲みに行こうと誘ってきた。
「いえ、せっかくですが」
「だれか義理立てする男でもいるのか?」
「いません…」
「それじゃあ、俺の事が嫌いだから断る?そういことか?」
「そう解釈していただいて結構です!失礼します(笑)」
松子は廊下を曲がるとため息をついた。

― 松子が家に帰ると幸吉が寂しそうに歌っていたので梅子に原因を聞いた。
「ノブとけんかしたからよ」
「また(笑)」松子は笑ってしまう。
「今日はいつものと違ってた。ノブは諦めるとか仕方ないとかそういうのが嫌なんだって。
そんな事考えていたのね…」
「・・・みんな変わろうとして必死なのね・・・私はちっとも変われない」

― 歌っている幸吉の前を帰宅した建造が通る。
「全く…近所迷惑だな」
「そんなにうるさきゃ耳栓でもしてろ!」
「のど自慢に出たいという心理がどうもわからない」
「人前で歌って喝采浴びたら嬉しいだろ!誰だって!」
「嘲笑を浴びてもいいのか?…嘲笑を浴びても笑っていられるなら尊敬してやろう」
「みてやがれ!絶対合格してやるからな!」

>そしてのど自慢の本番の日がやって来ました。
下村家はラジオの前に集まっていた。
梅子は竹夫が来ることを願っているのだった。

『梅ちゃん先生』第22話の感想とレビュー


信郎、やはり凄い男ですね。
なんかグサリとするセリフでした。私も今後は言動に気をつけます。
さて、あかねが何故、蒲田にいたかっつーと、やはりオーディションか何かなんでしょうかね?しかし、場所が蒲田ってくらいだから竹夫兄さんとの再会は近そうです。
そんな、あかねさんは「私はいいけど貴方の家族は心配してるわね」みたいな事を言ってますが、あなたの病気をしているお母様は心配されないの?とこっちが心配になります。
信郎と幸吉のやりとりは素晴らしかったですが、建造のセリフ『嘲笑されてもいいのか?』がいまいち理解しずらいというか出来なかったです(汗)
なんで建造があんな事をひとり言ったのか・・・明日以降明らかになるのでしょうか。

PR