連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年5月17日木曜日

梅ちゃん先生 第40回 あらすじと感想(5月17日放送)

第40回『愛のから騒ぎ』あらすじ

典子に呼ばれて梅子が教室に入ってみると弥生と雪子がにらみ合っていた。
「弥生さん、自分もジュリエット役に立候補するって言い出したんだ…」
事情を江美から説明され梅子は驚いた。
「今更なによ!」
「私も伊東さんの相手役を演じたいの!一緒に舞台に立ちたいの!」
弥生と雪子のいがみ合いに梅子は、ため息をついた。

城南女子医専を訪れた伊東達に梅子は弥生もジュリエット役に立候補したいと言い出した事を伝えると伊東は質の高い舞台のためには候補者は多い方がいいと言った。
「立候補したい人がいれば、どんどんすればいいじゃないですか(笑)」
伊東の回答に江美も手を上げたが弥生が自分達2人だけだと伝えると江美は手を下ろした。
「今度雪子さんと弥生さんとお芝居をやってもらってそれをみて僕の相手役を決めたいな」
「そんな…」雪子は伊東の言葉を聞いてショックを受けるのだった。

― 梅子が本を読んでいると仕事をしていた信郎が梅子が読んでいる本を覗き込んだ。
「梅子、何読んでんだ?…あぁ~字がいっぱい、目がチカチカする!」
「ノブも少しは本を読んだら?」
梅子は本を読む人によって感想が違うから面白いと松岡の事を話した。
「そんな奴の話聞きたくねーや…」信郎は不機嫌になって作業に戻って行った。

― 康子の店で松岡とロミオとジュリエットの脚本作りをしていた梅子だったが松岡が大胆に話を簡略化していくのに驚いた。
「…話が飛び過ぎな気が…これじゃ2人の気持ちが伝わらないような…とにかく2人が命を投げ出していいくらい愛し合っている事を伝わらないと!」
「フッ・・・(笑)そもそも惚れたはれたで命を投げ出す事がバカバカしいでしょ?」
「松岡さんはこれまで恋愛小説を読んだり恋愛映画を見たことがありますか?」
「ありません。そんなもの医学生に必要ないでしょう」
「そうでしょうか?人間を相手にする仕事なんだから人間の体だけじゃなくてもっと気持ちを知った方がいいんじゃないですか?」
梅子が言うと松岡が何も言わなくなったので梅子は謝った。
「…すみません…偉そうに」
「いや、それは一理ある・・・おっともうこんな時間か…そうか!楽しい時間は早く過ぎる…ロミオが窓の下で一晩過ごしたのは楽しかったからですか?」
「そうですね・・・今、楽しかったんですか?」
「意外に楽しかったですよ…え?楽しかくなかったんですか?」
「楽しかったです。意外と…フフフ(笑)」
2人の会話を店の奥で見ていた康子がにやけた。

― 梅子が挨拶のため立ち寄った松岡と共に家に入ると建造が自分は夕食を食べないから食べていけと松岡を誘った。裁判所の判事が闇米を拒否した為に栄養失調で亡くなってしまった新聞の記事を読んだ建造は自分も闇米は口にしないと言い出した。
芳子や正枝が理由を尋ねられた建造は
「私も人の上に立ち、教える立場の人間だ…何の反省もなく闇米を食べていたことを恥じなければならない」と答え、今後配給された物しか口にしないと宣言するのだった。

― 「すみません、変な所をお見せして…」松岡を送る途中、梅子が謝った。
幼い頃に父親を亡くした松岡にとって建造の父親像に憧れると言った。
「下村先生が自分の父親だったら、いいだろうな…」
そう呟くと松岡は帰って行った。

― 信郎の父、安岡幸吉が家の中に入ると信郎が本を読んでいたので驚いた。
「ノブ・・・どうしたんだ?お前、こんなもん読んで・・・」
幸吉は信郎が読んでいた本を取り上げてまじまじと見た。
「親父も少しは本でも読まないと人からバカにされるぞ(笑)」
「・・・だからってお前、『サルカニ合戦』読む事無いだろ?もっと高尚な物読め!」
再び本を読みはじめた信郎をみて幸吉は残念そうにため息をついた。
「・・・どうしてもサルカニ合戦なのかなぁ」

>次の日も建造は配給された食べ物にしか手をつけませんでした。
梅子が陽造の家に寄り、建造の事を報告すると建造は大爆笑した。
「ハハハ(笑)面白いじゃねーか!いつまで続くかな(笑)・・・法律を破んなきゃ生きていけないようならその法律の方が間違えてんだよ。大学の先生のくせにどうしてその道理がわからないのかな?」陽造は梅子の前におにぎりを置いた。
すると梅子は陽造の部屋にあった図面に気がついた。
「キャバレーの図面だよ。新しい店を任せてもらえるかもしれないんだ。あかねちゃんを引き抜いて歌ってもらうんだ」
「そうなの!?」梅子が竹夫を見た。
「…まだ決まった訳じゃない。彼女の気持ちや都合だってあるし」竹夫が言った。
「人ごとみたいに言ってる場合かよ。これを機会にあかねちゃんを嫁にもらって今よりもっと良い生活させて。そういう想像しろよ」
「おれはまだそんな事を考える身分じゃありません」
「お前はもう一人前だよ。実際俺が任せた仕事を一人でちゃんとこなしてるじゃないか」
「いいじゃない!あかねさんをお嫁にもらえば(笑)」
「うるさい!」
「そうだ!兄貴に食べさせる方法を思いついたぞ(笑)!」

― 梅子が陽造から貰って来た数多くの食材に芳子と正枝は目を輝かせた。
「お父さんの横で食べれば我慢出来なくなるんじゃないかって言うのよ!」
梅子が説明した陽造のアイディアに芳子達は喜んで賛同した。

『梅ちゃん先生』第40話の感想とレビュー

伊東さんが好きだと梅子に告白した弥生さん、早速、雪子さんに宣戦布告です。
「私も伊東さんの相手役をやりたい!!」と判りやすく恋のライバル宣言。
で、なぜかその日に伊東軍団が学校に・・・何しに来たのか不明(笑)
候補をどんどん受け付けるといわれると江美(さんも挙手しようしていたけど、まさか?
一方、信郎と幸吉のやりとりが面白いです。
まいど数十秒しかないので本編と関係ないので必要ないエピソードになってるのが残念ですがコントを楽しませてくれます。もう少し安岡家にスポットを当てて欲しいです。
松岡に対抗して一生懸命、童話を読む信郎が本当に不憫・・・(笑)

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