連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年5月18日金曜日

梅ちゃん先生 第41回 あらすじと感想(5月18日放送)

第41回『愛のから騒ぎ』あらすじ

「うーん!おいしい!(笑)」「最近は牛肉も出回るようになったんですね~(笑)」
芳子達は美味しそうにすき焼きを食べながら感想を言った。
建造は、自分の茶碗の一欠片のさつまいも芋と家族が食べているすき焼きを見比べた。
「…お前達!そうやって美味そうな物を食えば俺が意思を曲げると思ってるのか!?」
建造は美味しそうにすき焼きを頬張る家族全員に怒鳴った。
梅子の母・芳子や祖母の正枝は陽造から貰った物を食べているだけだと主張した。
それを聞いた建造は芋を一口で食べ終えると茶碗をテーブルに置いた。
「ごちそうさま!」
建造はそのまま自分の席に向かったのを見て梅子はため息をついた。

― リアカーで品物を運んでいた竹夫が『貸間有り夫婦用』と書かれた張り紙を見て、昼間に陽造から言われた事(あかねと結婚するという話)を思い返していた。
その頃、ニューオリンズでは支配人の久保田があかねに中島という客を紹介していた。
竹夫が品物を倉庫に入れるとちょうど陽造が暗い顔をして帰って来る。
「何かあったんですか?」
竹夫の質問に陽造は何も言わずに部屋にあったキャバレーの図面を丸めて投げ捨てた。
「新しいキャバレーの話はなくなった。ニューオリンズが中島って成金に買収されたんだ。
郷田さんも中島って奴には頭が上がらないらしくて遠慮して競合するのはやめたそうだ…弱肉強食だな…波に乗って来たと思ったんだけどな…」

― 放課後、梅子の学校ではジュリエット役を決めるための台本の読み合わせが行われいた。
雪子と伊東の棒読みの芝居を複雑な表情で見ていた梅子達だったが、弥生が突然が迫真の演技で台本を読み始めた。その弥生の演技力に伊東達は拍手をした。
「素晴しい!…ジュリエットは君だ!」
伊東が弥生に感想を伝えると雪子は教室から出て行ってしまう。
その後、梅子が蒲田の定食屋を訪れると松岡と鉢合わせになり互いに驚く。
二人共、互いの友人の付き添いで店に現れたことを打ち明けた。
「はあ(ため息)・・・遅いですねぇ」待ち合わせに現れない二人について梅子が言った。
「伊東は婚約者と会ってから来ると言っていました」
「そうですか。……え?……婚約者って誰の?」
松岡は伊東に親が決めた婚約者がいると説明すると伊東と弥生が店にやってくる。
伊東は弥生が女学校時代に演劇部だったと聞いた梅子と松岡に説明した。
「一芸にひいでてる女性は素敵です(笑)」
「ありがとうございます」
弥生が失恋するのが必至になった事を知り梅子は顔を歪ませた。
「お腹でも痛いんですか?」
つらそうな表情をしている梅子に松岡が質問してきた。
「…違います」梅子はムッとした表情で答えた。

伊東は弥生の演技を見ていたら自分の演技が恥ずかしくなりロミオ役を演劇部の人間に交代したいと集まってもらった要件を伝えた。
「賢明だな。まあ、これでお前も婚約者の前で恥をかかずにすんだ(笑)」
松岡の指摘に弥生が不思議そうな顔をして2人を見た。
「・・・婚約者って?」
「僕には親が決めた相手がいて医者になったら結婚するんです」
弥生は少し考えてから平然として言った。
「…じゃあ、ロミオ役の人に早く引き合わせてください」

「伊東さんに婚約者が!?」
伊東の婚約者の話を聞かされた雪子は驚くが、すぐに平静を装った。
「・・・まあ、いいわ。父は常々、病院の後継者は帝都大の卒業生だって言ってたの…弥生さんも残念だったわね伊東さんの事好きだったんでしょ?」
「何言ってるの?私はジャン/ギャバンみたいな人が好きなの!」
「どうしてジュリエットをやりたいなんて?」
「それは…ちょっと雪子さんが羨ましかっただけ…ごめんね」
「ううん…私こそ偉そうな事ばっかり言ってごめんなさい」
>梅子達は再び友情を取り戻したようです。


>一方、建造の闇米拒否はまだ続いていました。
「建造さん、いつまでやるつもりですか?」建造を心配して正枝が声をかけた。
「ずっとです」
建造の意地の張り方に芳子や正枝達は呆れて声を失う。
すると梅子が箸と茶碗をテーブルに置いた。
「私、決めた!お父さんが食べるまで同じ物しか食べない!!」
「梅子がそんな事をして何の意味がある!?」建造が驚いて梅子を見た。
「お父さんにちゃんと食べて欲しいから!」
「私は亡くなった判事の苦しみを少しでも分けてもらいたいと思ってるからだ!」
「梅子には無理よ!やめなさい!」家族じゅうに反対されてしまうが
「どうして無理なの!私にだってできるわ!!!」
その夜、家族が寝静まったのを確認して梅子は戸棚から食料を取り出し口に入れた。
>皆の言う通り、梅子はその夜、脱落しました。

『梅ちゃん先生』第41話の感想とレビュー

弥生さんの初恋(?)は雪子が羨ましいという気持ちから来た錯覚だったようですね。よくある王道なパターンでした。つーか、それならもう伊東さん達と演劇やらなくてもいいんじゃない?とか思ってしまいますが…(笑)
今日は松子姉さんと真田さんのエピソードはありませんでした。かわりに竹夫兄さんの気持ちの変化と忍び寄る大富豪・中島。この中島氏、なかなか姿を現しません。映し出される容姿は口元とライターだけで、じらしてくれます。
姿が見えないからでしょうか?中島とか聞くと「おい、磯野~!」とか言いそうだなとか、わけのわからない妄想を朝からしてしまいます。

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