連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月26日木曜日

梅ちゃん先生 第100回 あらすじと感想(7月26日放送)

第17週『ここにいること-第100回-』あらすじ(ネタバレ)

患者の前で明るくできない梅子は入院中の建造の元を訪ねる。
「お父さん、しばらく来られなくてごめんなさい」
「いや…坂田先生はお気の毒だった」
梅子は悲しい事が表情に出る自分は医者に向いてないかもと言うと建造は一喝した。
「そう思うなら辞めてしまえ!泣き言を言いに来たのか?自分で答えを見つけるしか無いだろ!…松岡君と別れてすぐに坂田先生があんな事になって…同情はするが代わってやるわけにはいかないんだ」
「代わって欲しいなんて思ってない!でも、こうしてるとか教えてくれてもいいじゃない」
「どうもしない…俺はどっちみち仏頂面だ。悲しい時も嬉しい時も違いは無い。以上だ」

― 梅子が早野新造の往診に行くと新造はアルバムの写真を整理していた。
「アルバムの写真を年代順に張り直しているんだ…先生もやってみたらどうだ?」
「でも私、写真はほとんど焼けてしまって…」
「写真が無くてもいいじゃないか。いろいろと思い出すだけでも楽しいよ。
だんだんね自分の人生も捨てたもんじゃないって思えてくるよ」

― 梅子が自宅に帰ると竹夫と松子、松子の夫・加藤が遊びに来ていた。
「この間、この人ったらね酔っぱらって会社の後輩沢山家に連れて来て夜中じゅう大騒ぎ」
夕食を食べながら松子が加藤の話をした。
「奥さんが会社の人に自慢したかったんじゃないですか?(笑)」竹夫が加藤に尋ねた。
「あ…そ、そうそう!そうなんですよ!」(;´Д`A ```
「また取って付けたみたいに(笑)」
>梅子は気付きました。皆が自分を元気付けるために集まってくれたという事に

夜、梅子が目覚まし時計の時間を合わせていると浴衣を着た松子が部屋に入って来た。
「この部屋久しぶり…並んで寝ながらよく色んな事を話したわね(笑)」
松子は梅子が思ったより元気そうで安心したと伝えた。
「無理しないでね、悲しいときは落ち込んだり泣いたりしたっていいのよ」
「でも…医者が患者さんの前で暗い顔するわけにはいかないもの」
「そうだろうけど…でも梅子は梅子らしく患者さんと一緒に泣いたり笑ったりすればいいじゃない。いつもは患者さんのために泣いて時には自分の事で患者さんに自分の事で一緒に泣いてもらってもいいんじゃないかしら」
「そうね…平気な顔しても結局患者さんに気を遣わせたりして…そうだ!あれやってみようかな?自分の人生を振り返って整理するの!患者さんがやってたのよ」
「楽しかった事とか色んな人にお世話になった事とか思い出すと元気になれるかも(笑)」
「うん!私の人生…」
梅子が昔の事を思い出そうとすると、いつも怒られていた事が思い出された。
『コラ!またお前か!下村梅子!!』
『梅子!松子や竹夫はちゃんとしてるのにどうしてお前だけ出来ないんだ!!』

「…なんだか、ますます暗くなりそう…」('Д')
「良い事だってあるでしょ?なんでもいいのよ!思い出して!」(*^ω^)ノ
「あ!お父さんが仕事の帰りに急に私達三人にお土産を買って来てくれた事があった!
私はこれくらいのゼンマイ仕掛けの人形。すごく可愛かった。あれ、どうしたかな?」

【回想】
神社の片隅で小学生の梅子がゼンマイ仕掛けの人形で遊んでいると信郎がやってくる。
「ゼンマイか…こんな人形いくらでも俺がつくってやるよ!待ってな!!」
しばらくすると梅子のゼンマイ人形がバラバラにされて戻ってきた。
「仕組みは分かった!」(・∀・)ノ
しかし信郎は道具が無いので直す事はできないと伝えると梅子は泣いた。

「ノブだ!ノブのやつ~!!(怒)」(`Д´#)
「とんだ事を思い出しちゃったわね(笑)」(*´∀`)
「あれだけじゃないのよ。ノブったら何でもかんでもすぐ分解しちゃうんだから。分解するくせに直せないのよ結局ノブは。いくつ玩具を壊されたか…」
松子は梅子が信夫の後をいつもくっついて歩いていたと梅子に伝えた。
梅子は小さい頃、転んだ自分に手を差し出した信郎と坂田が亡くなって落ち込む自分を励まして手を握ってくれた事を思い返した。

― 安岡製作所では男性が仕事の相談を信郎にしていた。
信郎は渡された図面を見て難しい顔になる。
「うちの機械じゃ難しいな…型が古くて刃物台にガタがあるから。それに親父がいなくて」
信郎は明後日まで父・幸吉が熱海に行っていると説明した。
「けど親父さんがいないんじゃしょうがないか…」
明後日までには何とかしたかったと言い残し、男性は諦めて工場を出て行ってしまう。

男性を見送った信郎は患者を送り出した梅子と目が合った。
「おう!梅子!どうだ?」
「うん、大丈夫。…心配してくれてありがとう…そういえばノブは昔から私の事を心配してくれてたのよね。玩具壊されたくらい我慢しないとね」
「玩具、壊した?…なんだそれ?」
「え?覚えてないの?私のゼンマイ人形分解しちゃったんじゃない」
思い出せない信郎に梅子は小学生に入る頃だったと説明した。
「はあ?そんな昔の事か(笑)」
「分解して結局直さなかったんだから!そんな事が何回もあった」
「そうか…なんで直さなかったのかな?」
「道具が無いから無理だなんて言っていたけど」
「…進歩のない野郎だ。…悪い事したな」

工場に戻った信郎は先ほどの図面を見ると凄い勢いで下村医院の扉を開けた。
「おう!梅子!!!俺、やる!!」( ゚д゚)ノ 
「何を?」
「これだ!…やる気にさせてくれてありがとよ!じゃあな!お前も頑張れよ!」
信郎は図面を梅子に見せると笑顔で扉を閉め走ってどこかに行ってしまう。
「?」( ゚∀゚ )? 何の事かサッパリ判らない梅子は首をかしげた。

『梅ちゃん先生』第100話の感想とレビュー

記念すべき100回目にして始めて梅子の少女時代が。
いやいや最近の子役って凄いですね…演技上手すぎです。
ノブの子役なんて、無駄に似てるし(笑)道具ないから直せない!って…
そんな信郎の親は一体いつまで熱海にいるんでしょうか?
坂田先生が事故の日からもう3日くらい経過している感覚ですが、さらに帰ってくるのが明後日ときたもんです。町内の福引すごい!

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