連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月27日金曜日

梅ちゃん先生 第101回 あらすじと感想(7月27日放送)


第17週『ここにいること-第101回-』あらすじ(ネタバレ)


梅子は信郎が夜遅くまで仕事に熱中している姿を工場の外から見ていた。
「ノブ、どうかしたんですか?」
仕事を終えて工場から出てきた従業員の木下に尋ねると木下は信郎が一度、断った難しい仕事を親父さんもいないのに引き受けたことを梅子に教えた。

その日の夜、梅子の家に警察が窃盗事件が頻発しているいるので注意を促しにやってくる。
仕事がなかなか上手くいかない信郎の元に康子の夫・和也と数名の男性が現れる。
「泥棒ってのを俺達が捕まえてやろうって立ち上がった訳よ!(笑)」
そう伝えると和也達は、上機嫌に工場を出て行ってしまう。
「ただの酔っぱらいじゃないかよ…」

その和也たち警備団は梅子の家の前で不審者を捕まえるが梅子はその不審者が叔父・陽造であることに気がついた。
「すみません。私の叔父です…」
「なんだ!人騒がせな!」」和也たちが陽造を離した。
「なんだはないだろ!?いきなり人を捕まえておいて…」
「…見かけない男の顔がウロウロしてたから!すみません!」
「いや、こういう怪しい男がいたら捕まえないとな…むしろ感心だ!アハハハ(笑)」

下村家に入り梅子から傷の手当をうけながら陽造は、竹夫の代わりに来たと説明した。
「それにしても泥棒なんか物騒ですね、皆さんも財布なんかはちゃんと身につけておいた方がいいですよ…兄貴もこんな時に入院とはな、アッハッハッハ(笑)」
「一度見舞いに行ってやってください」
「いや、僕が行ったって喜ばないでしょう(笑)」
芳子と正枝が否定したので陽造は機嫌よく笑った。

― 翌日、縁側で寝そべって新聞を読む陽造に芳子が麦茶を渡した。
「お仕事に行かなくていいんですか?私達は夜だけでもいてもらえたらって」
「いいんですよ、大した仕事じゃないんで(笑)」
陽造は歌手のマネージャーやっているが売れないので辞めようと思ってると伝えた。
「この家の地道に働いている人から見ると僕なんかどうしようもない人間なんでしょうね」
「そんなことありませんよ。陽造さんは竹夫の面倒も見て下さって独立して立派に働いてらしたじゃないですか…しかし、もういいお年なんだし、そろそろ落ち着いたらどうですか?お嫁さんもらって固い仕事をするとか」
「僕には無理な事ばっかりですね!」
陽造はそんな生活は一ヶ月もたないと笑った
「けど、兄貴がちょっと羨ましいな。家に帰るとあかあかと電灯が灯っていて人の笑い声が聞こえる生活がね…」
「よかったらずっといてくださいな」
「兄貴が許す分けないじゃないですか(笑)」

「熱があるじゃないの…」
仕事中に倒れてしまった信郎を診察した梅子が信郎から渡された体温計を見た。
「…そうか、じゃあ下げてくれ。時間ないんだ」
「仕事するつもり?今日は休んで」
「駄目だ!あれを明日までに仕上げなきゃいけねえんだ」
「そんな事、医者として認められません」
家に戻った信郎はブツブツ文句を言いながら梅子が処方した薬を飲んで横になった。
「そういえばあいつ…」
信郎は昔、梅子のゼンマイ仕掛けの人形を分解した事を幸吉に叱られた事を思い出した。
「こら!ノブ!お前、また梅ちゃんの玩具壊しやがったな!ちゃんと直しておけ!」
幸吉に怒られ信郎が泣いているとそれを覗き見していた梅子が“あっかんべぇ”をした。
「そうだよ!!直そうと思ってんだよ…なのに梅子の奴…たく!何が『玩具壊されたくらい我慢しなきゃね』だ…バカ!」

夜、梅子は工場の灯りがついていることに気がついた。
「ノブ!何してるの!?」
「見りゃわかんだろ?仕事だよ」
「無理しないでって約束したでしょ?」
「そんな約束してねーよ」
「体を壊したら元も子もないのよ…木下さん!手伝ってあげられないの?」
「きのやんの腕じゃ無理だ!きのやんはいつもの仕事がある!こっちは俺が…」
「…難しいの?」
「やってやる!!」

信郎は、やかんのお茶を飲もうとするがやかんが空っぽだったことに気がつき、茶を入れに家に戻っていった。
「木下さん!!」
その隙に梅子は木下に頼みごとをする。
信郎は再び自分の作業台に戻ると機械の部品が足りない事に直ぐに気がついた。
「あれ?何でだよ…」
梅子は木下に外してもらった部品を信郎に見せた。
「…お前、どうやって…きのやん、何で?」
「俺、梅子先生に言われると断れないんですよ…」
「返せ!それがないと機械動かないんだよ!」
「だから外したのよ。休んで欲しいからよ、夜は仕事禁止!今夜は休んで朝になったら返してあげるから」
「それじゃ間に合わないんだよ!ほら返せ!」
梅子は逃げるように工場を離れた。

― 深夜、梅子は病院の机でで居眠りをしてしまう。
そこに近づく怪しい人影が…

『梅ちゃん先生』第101話の感想とレビュー

最後の人影って、たぶん部品を取り返しに来た信郎でしょ(笑)
にしても、すっかり坂田先生の事に触れられなくなってしまいましたね…あんなに重要な存在だったのに…そういえば静子と竹夫はどうなったやら。
坂田事故→梅子落ち込む→信郎がいつも支えてくれた→梅子復活
という展開がいまいち納得がいかない自分がいます(笑)

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