連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年7月13日金曜日

梅ちゃん先生 第89回 あらすじと感想(7月13日放送)

第15週『ちいさな嘘の、おおきな本当-第89回-』あらすじ(ネタバレ)


梅子と咲江は梅子の病院にやってきた。
「…さっきはゴメンなさい」
「ううん、驚いたけど…」
「…ちょっとね、参加したかったの…信郎さんと梅子さんがあんな風にぽんぽん言い合ってるのを見て悔しかったの…私、信郎さんとケンカした事無いんです。」
そして咲江は信郎との交際に反対していた父が最近、信郎が『工場を大きくする』と口にするようになってから急に評価を変えた事を説明した。
「結局お金でしか判断しないんです!…私はお金なんてどうでもいいんです!」
「…本当にノブの事が好きなのね」
「はい」
「ノブのどういうところが好き?」
「正直な所かな?」
「そうね。…ま、上にバカがつくかもしれないけど(笑)」

その頃、康子の店に残っていた信郎に松岡が梅子について質問していた。
「梅子さんの事を子供の頃から知ってるんですよね?昔からああいう感じですか?」
「ああいう感じです。ほとんど変わってませんよ(笑)…いや、ちょっと大人になったかな。…いや凄く変わった…梅子が医者になるなんて想像できなかった…あいつ、何やっても駄目で…まあ俺だって大して自慢できるような出来じゃないし梅子とは駄目なもんどうし励まし合ってなんとかやってきたというか…」
「…そうなんですか」
「梅子も一人でよく診療所を開く所まで来たもんだ…けど、アイツすぐ人の事ばっかり心配して…今だってウチの工場の事に首突っ込んで…(笑)」
「さっきの木下さんがどうこうという話ですか?」
「そうなんですよ」
「僕には何も話してくれないな…まだまだお互い分かり合えてない。結婚の話は時期尚早か」「け、結婚!?」
信郎は松岡の呟いた言葉に驚いたとき、幸吉が血相を変えて康子の店にやって来た。
「ノブ!ここにいたのか!?…いいから来い!」
幸吉は強引に信郎を店から工場に連れ出した。
2人が工場に戻ってみると渡り職人の井上が鞄を抱えて工場を去ろうとしていた。
「この男が辞めるって言ってんだよ!」
「辞める!?…なんで!?」
「理由は聞かずに行かせてください!」
梅子や松岡、幸吉の妻・和子も騒動を心配して駆けつけた。
「給金が不満なら言えよ。だったら言えよ。少しは色付けるからよ!」
「いえ、そんなんじゃないんです」
「辞めるんなら辞めるんでちゃんと訳聞かせてもらおうじゃねーか!!」
「…実は…私…こちらの女将さんに一目惚れしてしまいました」(*´ェ`*)ポッ
「え?」*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)_!?
そこにいた誰もが井上の理由に言葉を一瞬、失ってしまう。

「おい…ちょっと待て…女将さんってお前…これか?」(゚Д゚;)
幸吉は工場の表に出てきた妻・和子を指した。
「…お世話になっている職場の女将さんに惚れるなど渡り職人として絶対にあってはならないと、ここ数日自分に言い聞かせてきました。しかしさっき…女将さんの手のぬくもりに触れて…もうこれ以上は…!!」(ノω<;)
「いやいや!別に惚れたって別にいいよ!別に減るもんじゃねーし!馬鹿野郎!お前のせいだ!なんとか言え!減らねーとか!」
幸吉が和子に止めるよう迫るが、井上はそのままどこかへ行ってしまう。
井上が去るのを見届けるとすぐに信郎は作業を再開させるため工場に入った。
「私って罪な女…」和子も工場の中に戻って行った。

「…松岡さん、そういえば何か話があるって…」
「いや、いいんだ。急ぐ事じゃないから」
梅子は母・芳子が松岡の分も夕飯を用意してあると伝えるが松岡は断わる。
「…今日はやめておくよ。一人で考えてみたいんだ」松岡は家に帰って行った。

梅子は、竹夫が働いている会社に陽造と木下を呼び出し、木下に事情を説明した。
「新しく入った井上さんが辞めてしまって信也叔父さんが困ってるの」
「ふん、良い気味だ」木下は鼻をならした。
木下に再び安岡製作所で働きがないか尋ねる梅子に陽造は、どういうつもりだと迫った。
「そもそも梅子が俺の所にコイツを連れて来たんじゃないか」
「そうよね…勝手よね…でも木下さんだって一度は戻って頑張ろうって思ったんでしょ?このまま恩返ししないままで良いの?」
「俺は…戻りませんよ。こっちの方が楽しいし…」

梅子が病院に戻ると男性が病院の扉を叩いていた。
「どうしました!?」
「そこの工場の者です!うちの従業員が急に苦しみだして…今、こっち来ます!」
梅子は直ぐにポケットから鍵を取り出し病院の戸を開けようとした。
「あの…今日はお休みのようですけど…ここの先生は?」
「私です!」
「え!?」
梅子が院長だと知り男は驚く。

しばらくして、腹を抑えた従業員の男性が続々と病院に入ってきたので梅子は慌てた。
「…1、2、3、4、5…5人!?
>下村医院開業以来の初の重病人…しかも5人です。梅子大丈夫でしょうか?


『梅ちゃん先生』第89話の感想とレビュー

ダンカン…もとい渡り職人・井上さんが工場を去る事は予告と展開でなんとなく分かってましたが、結構急にやってきましたね…。女将さんというか信郎母は名演技でした(笑)
その前に渡り職人って本当にいたんでしょうか…。
内容的には、相変わらず病院そっちのけで安岡製作所ときのやん話でしたが、明日から医療の話がでてくるので、ちょっと期待。

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