連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年8月28日火曜日

梅ちゃん先生 第128回 あらすじと感想(8月28日放送)


第22週『意地の上塗り-第128回-』あらすじ(ネタバレ)

洗濯機のカタログを見ながら梅子と松子は、夫達が康子の店で竹夫に結婚の良さを話していると芳子に伝えた。
「ありがたいわね。加藤さんお話上手だし竹夫もその気になってくれるといいけど…」
「どんな話してるのかな?アイツと結婚出来て幸せだとか行ってるのかしら(笑)」
「でもノブはそんなこと言わないわ(笑)」
「意外といない所では、のろけるんじゃないの?(笑)」

その頃、康子の店に幸吉と木下が店にやってきて竹夫たちと合流していた。
「何の話してたんですか?」木下が質問した。
「…ま、まあ、結婚についてです(汗)」
「そういや竹夫君は結婚しないとか言ってたな。あんな良い彼女がいるのに勿体無い」
「だから今聞いてたんです。結婚はそんなにいいんですかって。大先輩にも聞きたいな」
加藤と信郎は結婚はいいものと幸吉に同意を求めるが幸吉はあっさり否定した。
「よかねーよ!」
「じゃあ、なんで結婚しろっていうんですか?」
「そりゃ決まってるじゃねーかよ!独身で自由気ままに生きてる奴見ると腹立つだろ?だからこっちの仲間に引き入れようとしてるんだよ!お前らだって結婚してそんな良い事があったか?え?汗水たらして働いてせっかく稼いだ金みんな吸い取られて、どうでもいいことでゴチャゴチャ小言言われてたまらねーだろ?」
幸吉の言葉に加藤が小さい声になり同意した。
「…まあ、今の言葉は事実とだいたい合致してますが…」
「松っちゃんな~いかにも口うるさそうだもんな~!」
「…実はそうなんですよ!こないだもね、ちょっと抜いた靴下を放っておいたらどうして決めた所に入れておかないの!って散々説教されましたよ…」
「松子さんが?…ちょっと怖そうだな…」
「…怖いんだよ」
すると信郎も梅子のクッキーを食べて文句を言われた事を竹夫達に話した。
そして男達はすっかり結婚しないほうがいいという話で盛り上がってしまう。
「要するに男は結婚する事によって搾取される訳だ!」
加藤が言うと幸吉は後ろを見るように合図を加藤と信郎に出した。
2人が振り返ると松子と梅子が笑顔で立っていた。
「そう?結婚ってそんなに辛いの?」松子が笑顔で加藤に言った。
「いやいやいや!」加藤は震えながら否定した。
松子と梅子はそのまま店を出て行ったので加藤は慌てて松子を追った。

「追いかけなくていいのか?」
梅子を追いかけずに店で酒を飲み続ける信郎に竹夫が聞いた。
「いいんですよ!」
「そうそう!飲め飲め!飲んで忘れるしかねえだろ!」
幸吉達が信郎のグラスに酒を注いだ。

― 翌朝、信郎は梅子に土下座して謝った。
「すみませんでしたぁー!!!」
「謝るなら何であんな事を言ったのよ。あれじゃ余計結婚する気無くすじゃない」
竹夫は話の流れでそうなったが結婚は甘い事ばかりではない事も事実だと伝えた。
「要するにの部は結婚した事を後悔してるのね!」
「そんな事はいってないだろ!?」
「言ってるのと同じじゃない!」
布団を片付け終えた梅子は、怒ったまま部屋を出て行った。

― 梅子は仕事中の静子に電話をして竹夫の様子を尋ねた。
「あのう…兄の様子はどうですか?」
「さあ…特に変わりはないですけど…」
静子は梅子に心配をさせるのは申し訳ないと伝えた。
「当たり前じゃないですか。兄と兄が好きな人のことを心配するのは(笑)」
すると静子は竹夫とは別に相談したいことがあると梅子に打ち明けた。

夜、梅子が康子の店に到着すると既に静子が待っていた。
静子は田舎から会いたくない男が来ているとを梅子に話し始めた。
「昔、ちょっとしつこくされた事があって東京に出て来たのはその男から逃げる為もあったんです。一昨日うちに帰ったらアパートの前で待ってるんです。話があるって…」
静子は、その日から友人の家に泊まっていると伝えた。
「竹夫兄さんには相談しなかったんですか?」
「昔の男がらみのことは前にもあったし…『またか』って言われたくないし…」
「…静子さんってもっと気が強い人かと思ってました」
運ばれて来たコーラをコップに注ぎながら梅子が言った。
「半分は。後もう半分は強いフリしてるんです(笑)」
「そうなんですか(笑)」
「おかしいですか?」
「なんだかちょっと近寄りがたい感じがしてたから」
「何か梅子さんに話聞いてもらって気分が軽くなりました。ありがとうございます」
梅子は、その男については何とかすると静子に伝えた。

梅子は寝る前に先日の発言の罪滅ぼしとして、静子のアパートに行き男を追い払うように信郎に依頼した。最初は渋っていた信郎も最後には仕方なさそうに了承する。
「わかったよ…じゃあ、住所をきいておくれ」
「もうきいてあるわ。あとその男の人の特徴もね」
名前と特徴が書かれた紙を信郎は受け取ると書かれた内容を読み上げた。
「…ん?…背が高くて…いかつい。…声が低くて、目つきが鋭い…」
「結構乱暴な人らしいから気をつけてね」
「先に言えよ…」

翌日の夕方、診療時間が終わると相沢と入れ違いに静子が診療所に姿を現す。
梅子は信郎に任せたことと結果は電話で伝えてくることを説明した。
静子が扉を閉めようとしたとき、目つきの悪い大きな男が診療所に現れた。
「よう!!」
>とんでもないことになってきました。

『梅ちゃん先生』第128話の感想とレビュー

だめんずにモテモテの静子さん。前回は、お金にルーズな男でしたが今回はストーカーです。そして、危険な男だと承知した上で自分の夫を一人で送り込む梅子。
…信郎が昔、市場でケンカしてあっさり負けてた事を考えると、ちょっとリスクがあるのではと心配になってしまいますが、そこはNHK、男を診療所に送り込むとは…予想外でした。
「梅子か!?説得は失敗し…うわー!」
「…ノブ!ノブ!!?」って、なると思ってました(笑)

PR