連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年8月31日金曜日

梅ちゃん先生 第131回 あらすじと感想(8月31日放送)

第22週『意地の上塗り-第131回-』あらすじ(ネタバレ)

梅子の診療所を代理で診察する弥生の様子を見に梅子が現れた。
「なんだか気になっちゃって(笑)」
「…私が来ている意味ないじゃない」
「そんな事ない。助かってるわ」
弥生はカウンターに届けられた様々な品物を梅子に見せた。
「これみて。梅子がおめでただって聞いた患者さん達が御祝い持って来てくれたの」
「そう!松下さん」
梅子は嬉しそうに千羽鶴を手に取った。
「町医者っていいものね…」
「ねえ、私にしかできないことってなにかな?」
梅子は信郎が自分にしか出来ないものを作りたいと言ったことを伝えた。
「それを聞いて思ったの。町医者として私にしかできないことって何だろうって」
「梅子は十分やってるわよ。梅子にしかできないことを。これみればわかる」
すると山倉が突然診察室に現れた。
「やあ!梅子さん!!」
「また…何しに来たの。
山倉は建造の手伝いが終わって弥生の町医者ぶりを見物しに来たと言い弥生の前に座った。
「御願いします(笑)」

梅子は芳子に静子からの電話に呼ばれ、家に戻った。
静子から色々と上手くいきそうだと聞いた梅子は今度家に来るように伝える。
「竹夫兄さんとお父さんのわだかまりも無くなるんじゃないのかな」
「わかりました。なんとか連れて行きます」

夜、会社に残った竹夫が静子に話しかけた。
「…君は俺が金儲けにのめり込んでいるように見えて心配なんだろ?」
「そうね…少し」
「でも金儲けだけが目的じゃない。元はと言えば愛知で作っているこの食器を外国の人に紹介したいと思ってこの仕事を始めたんだ」
竹夫は会社に詰まれている箱からティーカップを取り出した。
「今回の輸入が上手く行けば会社の資金力は相当上がる。そうすれば日本の職人が作った良いものをもっと世界に紹介出来るんだ。…どんな家がいい?俺達が住む家だよ」
「気が早い(笑)」
「品物が着いたら卸すルートは手はずはついてる。借りた金も返して相当な利益が残る計算だ。ちっとも気が早くはないよ」

― そして数日後、竹夫と静子が下村家の夕食に加わったことを建造は不思議に思うが梅子は後で発表があると言い出す。
建造が信郎の仕事を褒めると梅子が話に割って入った。
「お父さん、竹夫兄さんだって…」
梅子が仕事や静子との結婚の事を建造に言おうとした時、竹夫の社員からの電話が鳴る。
芳子から受話器を受け取った竹夫に社員が混乱した様子で説明した。
「着いた荷物ですが中身はガラクタしか入ってないんです!先方にも連絡がつかなくて…」
「…え?…よく確認しろ!なにかの間違いじゃないのか!?」
竹夫は会社でちょっとした問題が発生したと笑顔で言い残し、下村家をあとにした。
「せわしない奴だ…」建造が不服そうに呟いた。
竹夫に残るように言われた静子も家を出ようとすると見送る芳子が静子に話しかけた。
「今日はお父さんに何か話があってきたんでしょ?次を楽しみにしてますからね」
「ありがとうございます。それじゃ…」

早朝、憔悴した様子で会社に戻った竹夫は徹夜した社員達に謝った。
「…サンプルが送られてきて信用したのが間違いだった。損害はうちがかぶることになる、俺の責任だ、すまない」
竹夫は取引で騙された事を認め、社員に茶封筒を手渡そうとした。
「少ないけど退職金だ…これ以上迷惑はかけられない」
反抗しようとする社員に竹夫は無理矢理に封筒を渡すと会社を出て行くように指示した。
社員は荷物を持つと竹夫に頭を下げてオフィスを出て行ってしまう。
「君にも…すまなかった」
竹夫は一人残った静子にも封筒を渡そうとした。
「…まさか私達もこれで終わり?」
「これから借金の返済に追われる事になる。そうしたら当分貧乏暮らしだ。とても結婚なんて出来る状態じゃない。…さっさと別の相手をでも見つけろ」
「私はここにいる」
「…勝手にしろ」

>それから数日経ちましたが竹夫からは何の連絡もありませんでした。
そんなある雨の日、建造が家に帰ると家の前で立っている静子に気がつく。
「どうしました?」
「竹夫さんから連絡は来てませんか?会社にも来てなくて…」
「まあ、あがりなさい。何か連絡があったか聞いてみよう」
「…竹夫さんはお父様の事が大好きなんです。…子供の頃、いい成績をとったり作文を褒められたりしたら真っ先にお父様に見せに行きませんでしたか?」
「…うん、そうだな。そういうこともあったと思うが…」
「大学を辞めてから竹夫さん、寂しかったんだと思います。何をすれば前に見たいにお父様に褒めてもらえるかずっと考えていたんだと思います。私は結婚して楽をしたいなんておもってません。竹夫さんとなら貧乏だっていいんです。御金儲けもどうでもよかった。でも竹夫さんはずっとお父様に認めて欲しくて今まで頑張って来たんです。」
静子は竹夫から連絡がきたら知らせて欲しいと建造に言い会社へ戻っていった。

建造が家に入ると竹夫が電話をしてきていると芳子が慌てて伝えに玄関までやってくる。
「もしもし…」
受話器を受け取った建造が竹夫に話しかけた。
「…お父さんの言う通りでした。金儲けにばかり必死になっているといつかしっぺ返しを食う。その通りになりました。会社もう駄目です…ガチャ、ツーツーツー…」
建造が受話器を置くと、正枝が心配そうに建造に質問してきた。
「何ですって?」
「竹夫の会社が潰れるらしい…」
建造の言葉に梅子や芳子達は

『梅ちゃん先生』第131話の感想とレビュー


やっぱり…失敗してしまいましたね、竹夫兄さん。
竹夫が借りた100万円って今で言う1500万円くらいの価値があるらしいんですが、これからどうするんでしょう。竹夫と静子が絡んでくると、凄い面白くなってきます。
でも、静子は初登場の頃とだいぶ性格が変わったような…個人的には、昔のようにもっとツンデレキャラで押して欲しいです(笑)
静子が建造に物申すシーンが凄い良かったです。

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