連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年9月14日金曜日

梅ちゃん先生 第143回 あらすじと感想(9月14日放送)

第24週『明日へのバトン-第143回-』あらすじ(ネタバレ)

松岡の帰りを梅子は玄関先まで見送ることにした。
そして建造を説得出来なかった事を松岡に謝った。
「すみません…せっかく来て戴いたのに・・・」
「いえ、やっぱり来て良かったです。下村先生の胸の内を聞けて本当に良かった」
すると家の中から信郎が息子の太郎を抱いて現れた。
「俺らの子です。太郎っていいます。抱いてやってください」
梅子も是非と言うので松岡は戸惑いながらも太郎を抱きあげた。
「…よしよし(笑)…かわいいですね」
「ありがとうございます(笑)」
太郎を信郎に返えすと松岡は丁寧に梅子と信郎に挨拶し、帰って行った。

― その夜
「じゃあ私と松岡さんに何かあるって心配してたの?」
「別に…心配なんかしてねぇ!親父が余計な事言うから。…それより俺、松岡さんて人見直したよ。お父さんにあんなに認められて医者って仕事にあんなに真剣で…理屈っぽいだけの妙な奴だと思った。」
「そんなわけないでしょ(笑)でも、あの後、お父さんがあんなに酔っぱらうなんてね~みんなに病院を辞めるって話をしてホッとしたのかな?」
梅子は松岡と建造の話を聞いて自分も医者になって良かったと伝えたのだった。
「あ!お父さん、病院を辞めたらずっと家にいるのよね…」
梅子が建造が病院を辞めてからの事を考え、憂鬱になった。
そして信郎は建造がテレビを買おうと言い出した理由を思いついた。
「そうか!ずっと家にいるって決めたからTV買おうなんて言い出したのか!謎が解けた!」

翌日、梅子は建造が病院を辞めた後診療所を手伝う構想について相沢に尋ねた。
しかし相沢は小さな診療所に医者の2人は多いと返答する。
「…どうしてそんなことを?」
「父が病院を辞めてずっと家にいても暇を持て余すだけじゃないかと思って」
「そんな事、梅子先生が心配しなくてもいいんです。ご本人が考える事です」
すると千恵子が診療がやってきて、看護学校の合格通知を梅子と相沢に見せた。
「梅子先生!相沢さん!…私、看護学校、合格した!!」
「おめでとう!すごいわ千恵ちゃんー!よかったね〜!!」
相沢と梅子は千恵子の看護学校の合格を心から祝福した。

下村家に新しく玩具屋を始めた梅子の叔父・陽造が訪ねて来る。
陽造は、子供が増えてるので将来性があるビジネスだと梅子達に説明した。
「それになにより子供の相手するのは楽しいしな(笑)」
そして店を下村家の近所にある駄菓子屋の隣に借りたと伝える。
「駄菓子屋には子供が集まるしちょうどいいやと思って。でも信郎君の新幹線には負けるな(笑)そっちは本物、こっちは玩具だからな」
「でも走りはじめるのはまだまだ先ですよ(笑)」
工場が忙しくなると陽造が言うと幸吉は、光男も職人として育ったので問題ないと言った。
「光男!夜学なんか行くより新幹線の部品作ってる方がやりがいもあるし楽しいだろ?」
「はい…」
>梅子は光男の表情が少し気になりました。

ある日、梅子は光男が工場でイギリスの機械のカタログを読んでいる姿をみかける。
全文英語で書かれたカタログを読む理由を梅子は光男に質問した。
「…読めたら、機械の事がもっと分かると思って…」
「線が引いてある所は分からない所?どうしてウチの父に辞書を借りにこないの?」
梅子の質問に光男は何も答えなかった。
「…光男君、本当は夜学に行きたいんじゃないの?…ウチの父ね、病院を辞めの…どうしてあの時、光男君に『夜学に行きたくないか』なんて聞いたのか、今なら父の気持ちがわかる気がする…自分が引退した後、若い人に託したい気持ちなのよ」
梅子は建造が下村家の養子になって好きなだけ勉強をさせてもらった経緯を説明した。
「だから光男君みたいな若い人が勉強したいのにできないのが凄く気がかりなんだと思う」
すると工場の奥から幸吉が現れて寂しそうに梅子に言った。
「梅ちゃんまで…何で親父みたいな事言うんだ?光男は行きたくねーって言ってんだよ。それでいいじゃねえかよ、なんでそんなに口だすんだよ」
「ごめんなさい…」

― 夕方、梅子の留守中、帰宅した建造をみかけた相沢は話があると診療所に入れる。
「病院をお辞めになるそうですね?それはいいとしてご家族のことも考えて上げて下さい」
「どういうことですか?」
「貴男みたいな人がずーと家にいてムスーってしてたら皆さん、迷惑でしょ?ご家族のみなさんは言えないでしょうから私が代わりに!」
「いくら相沢さんでも余計なお世話ではないかと…」
「代弁をしただけです。…それともう一つ…『死ぬ最後の瞬間まで医者でいたい』確かそういう事を言ってましたよね?」
「いつの事ですか?」
「研修医の頃です…」
「…そんな昔にそんな事を」

その時、病院の表まで梅子が帰ってくると、母親が子供を背負って走って現れた。
「梅子先生!!この子を診て!!」
「凄い熱…中へ!!どうぞ!!」
梅子は親子を診療所の中に入れると建造がいることに気がついた。
とりあえず、梅子と相沢は子供を診察台に寝かせ、母親から子供の様子を尋ねる。
梅子は子供の袖をまくり脈を測る。
「…舌圧子お願いします!すぐよくなるからね」
梅子の診察の様子を診療所の端から見ていた建造は相沢から聞いた昔の自分の言葉を思い返していた。

『梅ちゃん先生』第143話の感想とレビュー

子供を治療する梅子を見つめる建造…梅子が建造を見て医者を目指したように建造も梅子を見て、刺激され医者を継続するような展開なのでしょうか?
ところで千恵子がいきなり「看護学校受かったー!」と言い出したの驚きました。
千恵子が相談してきてから、かなり時間が経過していたんですね(汗)
それとも、千恵子は物凄い秀才だったとか?
月曜日のナレーションで“大変な事な事が起こるのを梅子はまだ知らない”とか言ってましたが、大変な事って松岡が帰ってきたことだったらガッカリです↓

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