連続テレビ小説『梅ちゃん先生』あらすじと感想ブログ

2012年9月27日木曜日

梅ちゃん先生 第154回 あらすじと感想(9月27日放送)

最終週『上を向いて歩こう-第154回-』あらすじ(ネタバレ)

診療所前の鉢植えに水をまいていると銀行員の寺本が梅子に挨拶してくる。
寺本は一緒にいた遠藤という銀行員を梅子に紹介した。
2人は診療所を離れると小さい声で梅子の診療所について話した。
「安岡医院さん大丈夫かな?蒲田第一病院できただろ?患者がだいぶ減ってるらしいんだよ。このままだと危ないかもな…」
「まだうちの融資の返済、残ってるんですよね?」
「注意して見ておく必要があるな…」
その寺本と遠藤の会話を偶然、信郎は耳にしてしまう。

― 夜、梅子と信郎は明日に控えた祭について話していた。
「明日、救護所に詰めないといけないからノブが太郎を神社に連れて行ってくれる?」
「ああ。…けど勝手なもんだよな〜あっちの病院に断られたからってお前に言ってくるなんてよ、断ってやれば良かったのに」
「そんな風にするわけにはいかないわ、誰かがやらないと」
「…俺、新幹線の仕事、どうしようかと思ってて…梅子が苦労してるのに俺が金になるかどうかわからない事やってて良いのかって。やめちまおうかな…」
「そんなの駄目よ!ノブは自分にしかできないことをしたいって言ってたじゃない。夢が実現するチャンスなのに諦めちゃっていいの?ノブの作った部品で動く列車が世界一の速さで走るんでしょ?沢山の人が乗るんでしょ?…私だって乗ってみたい。太郎だって、ね?」
すると太郎が『うー』と声を出した。
「楽しみだって(笑)」
「分かったよ。もうわすれてくれ(笑)」
梅子は信郎に心配かけていることを謝った。

>そして夏祭りの日がやってきました。
臨時救護所となった康子の店では白衣姿の梅子と山倉が待機をしていた。
「あ~暇だよ。僕が手伝う必要あった?」
梅子に愚痴を言ったとき浴衣姿の弥生が店に現れたので山倉は驚いた。
「…梅子がお祭りに来ないかって言うから、2人で何してるの?」(・ω・ ) 
「臨時救護所(汗)」(;´Д`)
「じゃあ、ここから動けないじゃない!」(#`Д´)ノ
「…そうだ!山倉さん、ここは私一人で十分だから弥生さんとお祭りに行って来たら?」
「え!?山倉さんと2人で?…えー!!」
弥生の隙を見て、梅子は小声で山倉に伝えた。
「やっぱり私がなにかするより自分でなんとかした方が良いと思って」(・ω・)ノ
「それって責任放棄じゃないの?」(´ε`;)
「だって自分の事でしょ?」
梅子に言われて山倉は腹をくくった。
「…じゃあ、いきましょう!弥生さん!」
「まあ一人で行ってもしょうがないから…またあとでよるね」
「山倉さん!…今日だけ昔の山倉さんに戻って!」

― 神社の前の階段には、落ち込む木下と平然と綿飴を食べる光男の姿があった。
「マサミちゃん!約束したのになんで来ねえんだよ!」
「すっぽかされたんですよ」
「お前、ちょっと千恵ちゃんと上手くいってるからって偉そうに!」
「僕に付き添いを頼む時点でいかがなものかと思うんです」
「…やっぱそうかな」
木下から少し離れたベンチには人混みに疲れた弥生と山倉が休憩していた。
「…弥生さん、その後、結婚相手探しはどうなの?」
「そう簡単に現れたら苦労しないわ…でも全然思いもしないところからひょっこり現れたりするような気もするんだけど・・・お腹空いた…何か食べようかな」
その時、山倉は梅子の言葉を思い出していた。
「…じゃあ、僕で!(笑)僕でいいじゃないですか?」(・∀・)ノ
「…えっと…何が?」(゚Д゚;)
「結婚相手。…いいじゃないですか?それでいきましょう(笑)」(・∀・)ノ
「・・・・・・・・・ちょっと考えさせて。…私、おみくじひいてくる!」(-∀-`; )
弥生と山倉が階段を昇っていく姿を木下と光男は見ていた。
「じい様がいってました。『門を叩け!されば開かれん』」
「…俺も頑張ろう」

「梅ちゃん、どうぞ。いや~暇だね~(笑)」
康子が梅子にかき氷を渡した。
「誰も来ない方がいいのよ。みんな無事にお祭り楽しんでくれた方が」
そこへ信郎が太郎を連れて現れ、弥生と山倉を神社で見かけたことを報告した。
「2人どんな感じだった?」
「なんか2人神妙な顔でおみくじをひいていたな…」
「…今ね、思い出してたの…私の診療所はここから始まったの。覚えてる?開業する前に一度ここで近所の人を診た事があったでしょ?たくさん人が来てくれて・・・あの時、私この町のお医者さんになりたいって思ったの」
するとケンカの仲裁をして、腕に擦り傷を負った陽造が店に現れる。
「なんだ救護所ってここか?で、先生は梅子か?」
梅子が陽造の腕を消毒をしていると則夫や育子といった子供達が店にやってくる。
「おお!どうしたんだ皆!?うちの店の常連サン達だ(笑)入れ入れ!」
そしてその子供を捜しに親が店に入ってきた。
「「先生、その節はどうもありがとうございました」
則夫と育代の母親が梅子に頭を下げた。
「育代ちゃん、良くなって良かったですね~」
康子がジュースを子供達に配りはじめると店は一気に賑やかなになった。
「救護所だかなんだかわからなくなってきちゃったな(笑)」
そこへ幸吉が具合の悪そうな年配の男性を運んできた。
梅子は急いで運ばれて来た男性を診察しはじめたのだった。

>そしてお祭りから数日が経ちました。
銀行員の寺本と遠藤が梅子の診療所を通りかかった時、患者が診療所から出てきたので二人は診療所の中の様子を覗いてみた。
すると診療所は以前のように大勢の患者が訪れていた。
「こんにちわ。なにか御用ですか?」
相沢が寺本たちに気がつき、声をかけた。
「なんでも(笑)…失礼します」
寺本は診療所を出て、遠藤にもうすこし様子を見ようと伝えた。
>梅子の診療所に少しずつ患者さん達が戻って来ました。
>どうやら町の人達は梅子の診療所を必要としてくれていたようです

『梅ちゃん先生』第154話の感想とレビュー

久しぶりに違う場面が出て新鮮でした。
それにしても、このところの信郎、家政婦は見た状態に梅子の診療所の噂話をよく耳にします。話の展開上、物凄くわかりやすいエピソードですが、融資している銀行員が梅子の夫が働く工場の前であんな会話を不用意にするのは、いかがなものかと(笑)

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